ターンオーバーが乱れる・遅れると肌トラブルが起こりやすくなります。
って、良く耳にするけれど何なんでしょう???
肌のターンオーバーとは、肌の新陳代謝、肌の生まれ変わりをいいます。
一度、ターンオーバーが乱れてしまうと、改善するまでに
最低でも1ヶ月、最長で数ヶ月もかかってしまうそうです!
とっても、厄介ですね!!!
そこで、ターンオーバーについて、少しお勉強をしたいと思います。
ターンオーバーって何?
肌のターンオーバーとは、肌の新陳代謝、肌の生まれ変わり。
”皮膚細胞が生まれ変わる”ということなんです。
皮膚細胞とは、厚さが平均約0.2ミリのとても薄い膜(表皮)で一番外側にあります。
ターンオーバーは、この表皮でのみ行われています。
また、皮膚は、外側から順に、「表皮」「真皮」「皮下組織」の層状の構造をしていて、
さらに、「表皮」は、内側から「基底層」「有棘層」「顆粒層」「角質層」の4層構造になっています。
一番内側の「基底層」で新しく生まれた細胞は、
基底細胞→有棘細胞→顆粒細胞→角質細胞という順で、
形を変えながら肌の表面に押し上げられていきます。
14日間かけて角質層まできた細胞は、核のない状態、
無核となり死んだ状態の細胞になり、
最後は、アカ(老廃物)となって自然に自然にはがれ落ちます。
このように、表皮(皮膚)は、つねに生まれ変わってるんです!
傷がついても、日焼けしても、垢となってはがれ落ちるので
数日・数週間できれいな肌に生まれ変われるのです。
ターンオーバーの周期:年齢別
もっとも肌をきれいに保てる周期は「28日」周期と広く言われています。
が、年齢によって遅くなっていきます。
- 10代 約20日
- 20代 約28日
- 30代 約40日
- 40代 約55日
- 50代 約75日
- 60代 約100日
上記から見ても、ターンオーバーの周期が早い20代~30代が
美しい肌を保ちやすいのです。
年齢を重ねると、傷やシミなどが残りやすく、
治りにくくなるのは仕方のないことのようです。
ターンオーバーが乱れると起こりやすいトラブル
ターンオーバーは、早くなっても遅くなってもNG!
周期が乱れることで、多くの肌トラブルが起こりやすくなります。
- 肌のくすみ
- 肌のごわつき
- 化粧水などの美容成分が肌に浸透しない
- シワ・シミができやすくなる
- 乾燥肌・敏感肌の原因になる
- 傷跡も治りにくくなる
最近、肌の調子がいまいち・・・
ケアをしていてもなかなか効果が感じられない方は、
ターンオーバーを見直してみてはどうしょうか?
肌を正常に保つには・・・
ターンオーバーが、一度乱れると、
改善するまでに時間がかかり肌トラブルの原因に!
正常に保つためにも、
- バランスの取れた食生活
- 睡眠時間や規則正しい生活
- ストレスを溜めない
- 外部からの刺激を抑える
- 血液の流れを促進する
- 適度な運動
- 肌の潤いを保つ
など、生活習慣をもう一度見直してみましょう。
ターンオーバーが乱れた肌は、未熟な細胞のまま表面に上がり
ゴワゴワした状態なので、水分を保持することが難しくなり
肌が乾燥したりします。
顔を洗いすぎたり、角質ケアばかりしていると、
ターンオーバーを乱す原因にもなりかねないので注意が必要です。
乾燥を感じたら、ワセリンやクリームで表面をなめらかにして、
ていないに肌を保湿して洗い過ぎないようにすると正常化につながります。
UVケアは、とても大切です。
ターンオーバーで表皮は生まれ変わっています。
ですが、表皮の内側にある「真皮」←肌の(皮膚)の本体ともいえる組織の大部分。
「コラーゲン」という線維状のタンパク質がその大部分を占めています。
そして、その間を「ヒアルロン酸」などのゼリー状の基質が水分を抱えながら満たしています。
これに「エラスチン」という線維状のタンパク質も加わって、肌に弾力を与えています。
これらの線維や基質を生成する細胞を、線維芽細胞(せんいがさいぼう)といいます。
しかし、「線維芽細胞」は細胞分裂に乏しいのです。
紫外線を浴び続けると、肌の弾力が低下し、
加齢によりコラーゲンは減り、肌のハリは失われていきます。
外部からの刺激で真皮まで入り込んだり傷が
ターンオーバーでも治らなくなることもあるので、UVケアは大切です。
なるべくダメージを受けないように心がけ、ダメージを受けてしまったら
早めの手当て(ケア)をすることが重要です!
2016-03-02 |
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